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上手な教え方ポイント6選!これを抑えれば教え上手になれる

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尊敬される先輩になりたくないですか?

皆さんはどんな先輩を尊敬しますか?

  • バリバリ仕事ができる
  • 人面倒見がいい人
  • 対応力がある人

いろんな尊敬する先輩像があると思います。

その全てを包括しているのが

教え方が上手な人

です。

なぜならば、自分自身が仕事を理解して実践できていないと上手に教えることはできません。

しかし、仕事の作業がすごくできても教えるのが上手だとは限りません。

作業ができても教えるのが苦手な人は後輩を見てできないことにイライラしてしまう人も多いのではないでしょうか?

教えることが上手になれば、

後輩がしっかり育ち、

良い関わり方ができるので人間関係も良くなり尊敬されるようになります。

ではなぜ上手に教えられないのか?

それは教え方を教わっていないから

学校でも教えるのが上手な先生、あまり授業が理解できなかった先生とさまざまだった経験はありませんか?

上手に教えるのはそれほど難しいことです。

“1対1”と“1対多”の違いはあれど教え方を学んだ先生でも全員が上手に教えられるとは限りません。

ここでは長年の現場経験で気がついた教え方の極意をお伝えします。

1.まずゴールを伝える

人に教える時、いきなりやり方から教えることが多くあります。

作業を早く覚えてほしいという感情が働くので一から手順を教え始めるからです。ここで教わる側の心情になってみましょう。

何の仕事を教えられてるのだろう?

マラソンでゴールがわからないままスタートをしているようなものです。

自分がどっちに向かって進んでいるのかわからないので訳のわからないまま作業の手順だけが進んでいきます。

仕事が完了した状態を最初に提示することでそこに向かっていくプロセスを理解することができます。

作業のゴールだけではなく、1日のゴールと何をするかの流れも最初に説明してあげるとよりわかりやすくなります。

2.やり方より目的

一つ一つの仕事にはにはそのやり方になった理由があります。

また、その仕事をなんのためにやるのかという目的があります。

やり方だけを教えると、慣れてくると効率という名目で省かれる作業も出てきます。

忙しさを免罪符にやらなくなり、常態化して普段からやらなくなる作業も出てきます。

なぜこの作業が必要なのかこの仕事をすることによってどのような効果があるのか

をしっかりと教えることでやり切ってくれるようになります。

目的を理解してもらうには1回では足りません。

日々話すようにすると共に、自分自身の仕事もしっかりみてもらう必要があります。

3.「やらなくていい」と「やってはいけない」の線引き

教える側には当たり前でも教わる側には初めての仕事で正解がわかりません

教わったこと以外はやっていいのかどうかわからないことも多々あります。

教わる側も人間なので

これはやったほうがいいのかな?

と考えてくれます。

質問されたことに対して

それは大丈夫だよ

と答えることも多いと思います。

この「大丈夫」という言葉は便利でたくさんの意味を持ちます

「やって大丈夫」と「やらなくても大丈夫」とどちらにでも取れます。

教える側からすると

  • 別の人の仕事だからやらなくて大丈夫
  • 今やらなくて大丈夫
  • やってはいけないことだからやらなくて大丈夫

といろいろな背景があり、そこを省略しがちです。

しかし教わる側には「大丈夫」までのプロセスがわかりません。

今は教える必要がないことなのか、やってはダメなことなのかとしっかり伝えるようにしましょう。

4.やって見せる

意外にできていないのが

最初から最後までをやって見せる

ということ。

最初の方だけサッとやって見せ、

このあとやってみて

とすぐ実践に移る。

こうなるとその後の作業が口頭での説明になり、できたかどうかの確認も

そうそう、そんな感じ

と曖昧になります。

一度最初から最後まで見せて、正しい完了状態も確認させましょう。

その上でわかりにくかったところがないかを確認してあげられると理解が深まります。

5.理解度確認

教える側の心情として

早く仕事ができるようになってほしい

というものが当たり前ですがあります。

その心情が強すぎると教わる側の理解度を無視してどんどん教えようとしてしまいます。

教わる側も、今教わったことなのでよほど難しいことではない限りその場ではできます

それを「できた」と判断してどんどん教えていくとキャパオーバーになります。

特に新人だった場合は教えることも多く、難易度が低いのでどんどん進めてしまいがちです。

自分と相手の元々の知識や経験の差を認識して自分のペースではなく相手のペースを意識してあげましょう。

人の成長のスピードは様々です。

今まで経験したことも様々です。

同じ新人でも

  • 初めてアルバイトをする人
  • 他業種でアルバイトをしたことがある人
  • 飲食店でアルバイトをしたことがある人

でも理解度は大きく変わります。

6.褒める叱るではなく承認

褒めるのがいい叱るときは褒めることもするしかってはいけない

など褒める、叱るについて聞いたことがあるかもしれません。

わかりやすい表現で、最初はそうすることによって新人さんは働きやすくなるでしょう。

しかし、だんだん褒めるところがなくなってきます

なぜなら、やっていることはできて当たり前のことだからです。

そうすると、だんだん見なくなってくることでしょう

本当に大事なのはしっかり見てやっていることを承認することです。

しっかり仕事をしてくれていることに

いいね

具体的に伝えることです。

その中には間違えていることを指摘することも必要です。

普段からしっかり見ていてそのことを伝えたり、時には手助けしたりしていれば叱る時も聞き入れてくれるようになります。

よく見ることを意識していると粗探しになってしまうことがあります。

行動ではなく感情を見るように意識すると指摘する際も話しやすくなります。

時には新しい考え方を逆に教わることができることもあります。

まとめ

これまでの経験で育成について悩んだこと、苦しんだことが多くありました。

時代、世代によって受け取り手も変わります

長い講釈よりダメなところはダメとはっきりいってもらった方がいい

と言われたこともありました。

しかし、

相手にしっかりと向き合う

このことが一番成長につながったと確信しています。

仕事の目的や自分の理想など仕事を通して未来を語ることをすれば共感が生まれます。

上手に教えることができるようになれば

  • 後輩の仕事内容にイライラすることがなくなる
  • 見る習慣がついて視野が広がる後輩と良い人間関係が作れる
  • 自分の本来の仕事に集中できる

とメリットが多くあります。

今日から一つずつでも意識して取り組んでいきましょう。